住宅ローンの毎月返済額が知りたい Excel PMT関数で簡単に

初めてのマンション購入

住宅ローンの毎月の返済金額の試算は、金融機関のホームページのコンテンツ「住宅ローンシミュレーション」で気軽に行うことができます。

それと同じことを、Microsoft Excel(マイクロソフト エクセル)の関数でもできることをご存じでしたか?

多くの会社で使われているお馴染みの表計算ソフトであるExcel。

会社でコッソリ、住宅ローン試算ができちゃいます!

では早速、やってみましょう。

【基本編】PMT関数で住宅ローンの毎月返済額を手軽に算出

ExcelのPMT関数:手順

まずはExcelを立ち上げて、ファイルを開きます。

作業中のExcelでもできます。

アクティブセル(下の画像だとセル番地A1)に答えを返します。

もろり
もろり

空いているセル1ヶ所があれば、思い立った時に気軽にできちゃうね!

  1. 数式タブをクリックして
  2. 「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. PMT関数を選択
  4. OKボタンををクリック
  5. 適用したい金利%/12 を入力(金利は年利なので12ヶ月で割るという意味)
  6. 返済期間を月単位で入力(上の例は35年返済の場合 35年×12ヶ月なので420ヶ月)
  7. 借入予定の金額を入力する(上の例は2,650万円の住宅ローンを借りる場合)
  8. 「将来価値」は「0」でOK。その下の「支払期日」は空欄でOK
  9. OKボタンをクリック

¥-68498

と、アクティブセルに表示されましたか?

この例では〈2,650万円の住宅ローンを、35年返済で、金利0.475%で返済〉していく場合の

毎月の返済額は「68,498円」ということがわかります。

アクティブセルに適用されている式は、下の画像の楕円で囲んである部分に表示されます。

(以下、この記事では「関数ボックス」と呼ぶことにします)

=PMT(0.475%/12,420,26500000,0)

という式が適用されているのが分かりました。

ローン返済額についての注意点

ここで一つ、実際の返済についての注意点があります。

もしPMT関数の例で適用した「金利0.475%」が「35年間固定金利」だった場合は、毎月の返済額は、68,498円でずっと変わりません。

ですがこれが「変動金利」だった場合は、5年後に、毎月の返済額が変わる可能性があります。

変動金利の金利は半年ごと、毎年4月と10月に見直しが行われます

はじめてさん
はじめてさん

もし金利が上がったとしても、5年は変わらないなら

大丈夫そう。

もろり
もろり

返済額自体は5年間変わらないとしても、その5年で

上がった分の金利の支払いが免除されるわけではないので

注意が必要だよ。

【応用編】ABS関数と組み合わせて自分だけの住宅ローン比較表が作れる

PMT関数を使って、実際に作成した「住宅ローン比較表」がこちら

注:上記の情報は、実際の各銀行の住宅ローンの特徴とは多少異なる場合があります。

上の表では「毎月支払金額」の計算をPMT関数で行っています。

冒頭の説明では、PMT関数を単体で使用したので試算結果がマイナス表記(¥-68498)となってしまいましたね。

もろり
もろり

あくまで「金額を出すこと」に重点をおきました

今回は応用編ですので、PMT関数に「ABS関数」を組み合わせることで、マイナス表記を除いた金額を返すようにして、見た目を重視しました。

一つのセルに複数の関数を組み合わせて使うことを「Excel関数のネスト」と呼んだりします。

ここでは「PMT関数とABS関数のネスト」をご紹介します。

簡単です。

関数ボックスに表記された元の式を ABS( ) で囲んであげるだけです。

まずは答え(=目指す関数の式)を見てみましょう。

試算表のD3番地(ベージュ色のついたセル)をクリックすると・・・

赤い円で囲ったところを「関数ボックス」と呼んでいます。

現在適用されている関数の式が表示されます。

もろり
もろり

「関数ボックス」は直接入力ができます。

ほかのセルに同じ式をコピーしてから金利の部分だけ、とか、返済期間だけとか、簡単に訂正して試算できます。

=ABS(PMT(0.41%/12,420,26500000,0))

と、表示されました。この式の答えが「¥67,741」ということですね。

マイナス表記の除かれた答えが、きちんと返されています。

最初はPMT関数単体で指定していたところに、あとからABS関数を追加したものです。

もともとの式はというと

=PMT(0.41%/12,420,26500000,0)

でした。上の式との違いがお分かりになりますでしょうか?

もともとの式のままだと、答えがマイナス表記になってしまいます。

新たに赤い太字の部分を追記しました。

ABS(PMT(0.41%/12,420,26500000,0))

そうですね。もともとの式を ABS( )で囲んであげただけですね。

まとめ

住宅購入には、購入する物件を選ぶ以外にも、たくさんの候補の中から一つひとつ決めていかないといけないことがあります。

その最たるものが「住宅ローン」です。

選択肢を並べて比較して・・・という作業にうってつけのツールとして、Microsoft Excelでの住宅ローン試算方法をご紹介いたしました。

タイトルとURLをコピーしました